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2021 · 09 · 28 (Tue) 06:55

横綱 白鵬が引退する~おつかれさま!~



第69代横綱 白鵬 が引退する。
36歳という年齢やひざのケガを考えたら引退は
時間の問題だと、多くの人が考えていたと思うが、
いよいよ“そのとき”が来た。

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三月場所序盤で途中休場したあと、「五月場所を
全休し、ひざの手術、リハビリを経て七月場所に
進退をかける」とのコメントが伝えられていた。
いくら白鵬でも、この年齢でひざの手術は厳しい。
完治しないままなんとか七月場所に出場しても
序盤で負けが込んで、また休場、場所後に引退を
発表することになる・・・と予想していた。

鮮やかに裏切られた。
ただし、全盛期の力はないから 勝とうと思えば、
そうするしかなったのだろうが、終盤の取り口は
横綱とは思えない“醜悪”なものだった。復活して
全勝優勝だから、言葉を尽くして誉めたいが、
どうしてもその気にならなかった。残念だった。

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関脇時代から褒めてきた。
大相撲には不祥事が相次いだ時期があった。
暴力団観戦問題、野球賭博事件、八百長問題が
連続して起き、存亡の危機に立たされた。
責任を一身に背負い、63連勝という輝かしい
記録を刻むことで、大相撲の歴史、伝統、文化と
誇りを守ったのは白鵬だった。一人横綱として
相撲を支えた“貢献”は特筆すべきものだ。


一時は人間としての魅力も感じていた。2006年の
五月場所で初優勝したときのインタビューで
「親方はじめ、日本に連れてきてくれた旭鷲山関、
お父さん、お母さん、部屋の皆さんに有難うと
言いたいです」と話すのを聞いて、一気にこの
モンゴルの青年に対するリスペクトが高まった。

白鵬にとっての“不幸”は、相撲協会が彼の貢献を
素直に認めなかったことだと、ずっと思っている。
長かった“一人横綱”の時期を振り返って、白鵬が
「自分は頑張ったよな。少しは認めてくれても
いいよね」と考えても、“傲慢”ではないだろう。
折にふれて協会と横綱が話し合い、互いの立場を
理解し尊重していれば、大相撲は“いい時代”を
もっと長く楽しめたと思うのだ。

しかし、白鵬の気持ちが満たされることはなった。
少しずつ、彼の中でイライラが募って行った。
まず、土俵の外の発言が物議を醸すようになり、
やがて、土俵やその周辺での“おきて破り”の
行動を多くの人が問題視するようになった。

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横綱審議会に叱られ、北の富士に愛想尽かしされ、
私のような低レベルのファンにも批判される・・・
こんなことになる横綱ではなかったはずだ。
優勝回数や横綱在位場所数などキリがないほどの
大記録を残してきた。相撲史に残る、それも
最上位に近いランクで語り継がれる大横綱だと
“リスペクト”を込めて見守って来た。それだけに
ここ数年、批判されることが増え、コロナ禍の中、
“静かに”土俵を去ることになった白鵬が不憫だ。
本来なら“スタンディング・オベーション”で
送られるべき横綱なのだから。

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元横綱・朝青龍のツイートに救われた。

白鵬"レス"の土俵はきっと寂しいものになるよ。
陳腐な言い方は避けたいのだが、ほかのどんな
場合よりピッタリくるフレーズを最後に使いたい。

白鵬が引退する。間違いなく
大相撲の一つの時代が終わる。

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最終更新日 : 2021-09-28

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