岩佐徹:思うこと思うままに

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2022 · 06 · 29 (Wed) 07:45

白いフワフワが飛ぶ~あっちでも こっちでも~


少し前、アメリカ・オハイオ州で行われていた
PGAツアーゴルフを見ていたとき、選手の
まわりに白い綿毛のようなものが飛んでいた。
ああ、たしかにそういう季節だなあと思った。

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メジャーリーグを追って全米を回っているとき
5月から6月にかけてこの光景に出会った。
英和辞書は持っていたから、飛んでいるのが
何かの“胞子”らしいことはすぐに分かった。
しかし、手元に国語辞典がなくて“胞子”が何かは
分からず、ニューヨーク支局に電話して調べて
もらったことを思い出す。放送で話すには
正確でないとダメだもの。電話で!?と笑った
そこの君、インターネットがないころの話だ。
ハハハ。

中西部でフリーウェーを走っているとき、まるで
吹雪のような状態で飛んでいるのに遭遇した。
“オーバーだ”と思うだろうが、ワイパーを使う
ほどだったから間違いないって! 

000000dka houshi (3)

WOWOW時代、UCLの準決勝を現地から
実況するため、5月上旬にヨーロッパに行くと
やはり、激しく飛ぶ胞子に出会った。
髪に止まったりするから、女性たちにとっては
結構、気になる季節だと思う。

アナウンサーとしても心配なことはあった。
ゴール前の込み入ったプレーの実況で、大声を
出す前に思い切り息を吸ったとき、のどの奥に
飛びこむことがまれにあるのだ。
自分の意志に関係なく反射的にむせてしまうから
周辺で舞っているのを知っていると怖かった。
特に風の強い日は最悪だ。目、鼻、のど…
それぞれ、チクチク、ムズムズする、むせるという
“症状”をもたらす。メガネ以外に予防法はない。
ひたすら「放送中だけはカンベン」と祈るだけ。
ハハハ。

000000dka houshi (4)

北京でロケをした番組でも出演者のまわりを
白いものが飛んでいて柳絮(りゅうじょ)という
柳の種子だと字幕で説明されていた。
海外ではいろいろなものが宙を舞って選手や
実況アナを悩ますが、日本ではあまり聞かない。

アメリカでは海に近い球場にかもめが飛んできて
邪魔をすることもあるし、虫も飛ぶよね。
2007年8月、すい星の如く現れたヤンキースの
リリーバー、ジョバ・チェンバレンを思い出す。
デビューから1ヶ月、11試合・13回1/3を
無失点だった。胸のすくようなピッチングに、
「この若者の前途は洋々だなあ」と思った。

ポストシーズンで思わぬことからつまずいた。
インディアンズ(現ガーディアンズ)との試合で
1点リードの 7回途中から登板してピンチを
切り抜けた彼は8回もマウンドに立った。
しかし、7回とは“別人”のような投球だった。
先頭打者を歩かせ、暴投とバントで1死3塁。
2アウトにしたが、そこでまたしても暴投!
 
同点になってあわてたのか、次の投球を打者に
ぶつけ、さらに続く打者にフォアボール…
最後は三振で追加点は許さなかったものの、
典型的な“しっちゃかめっちゃか”だった。

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いつからだったか覚えていないのだが、球場に
小さな羽虫(うんか?)が集まっていた。
チェンバレンは顔のまわりに群がる虫をずっと
気にしていた。22歳の若者が“明らかな”動揺に
気づいたはずのベンチの動きは鈍かったなあ。

翌年は“並みの”選手になり、先発に転向した
3年目は9勝をマークしたが、以後は下降線を
描いて消えていった。ターニングポイントは
ウンカに襲われたクリーブランドの夜にあったと
素人の私は考えている。w。

そうか、クリーブランドもオハイオ州だよね。
中西部に位置するあの州は初夏は胞子が飛び、
秋はウンカが舞うんだ。やれやれ。


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最終更新日 : 2022-06-29

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