2023 · 09 · 18 (Mon) 07:15 ✎
阪神タイガースが18年ぶり6度目の優勝!
特に“トラキチ”ではないから、前回の優勝は
印象が薄い。強烈だったのは1985年だ。
21年ぶりにセ・リーグを制し日本シリーズでも
西武ライオンズを下して初の日本一になった。
日本シリーズが決着した翌日、私は別の取材で
大阪に行ったが、今も“語り草”になっている
前夜の狂騒がウソのように街は妙に静かだった。
連れ(解説者 豊田泰光氏)のお供で飲みに行った
ミナミのクラブで「昨日の今日やから、みんな、
疲れてんねん」とママが笑っていた。ハハハ。
ママの言葉は今もはっきり思い出せる。そこで だ。
土曜日の朝日新聞 “天声人語”に納得いかない。
岡田監督が言い始めた“アレ”について書いていた。
日本語の“あいまいさ”に触れ、選手が意識しない
ように“優勝”と言わず“アレ”を使った岡田彰布の
センスに脱帽する・・・と続けた。そこまではいい。
なおもこの言葉についてアレこれw書いたあとの
シメがひどいんだ。
おとといの夜、興奮に沸く大阪の街を
歩いた。アレ万歳の歓喜のなか、
「あれれ、あれ、何だっけ?」と
物忘れを嘆く人の声が聞こえ、クスッと
ひとり笑ってしまった。そうそう、
思い出せない大事なものも、
あれ、である。うまく訳せないのが、
歯がゆいけれど。
一読 ウソだろ と思った。そんな偶然あるか?
“アレ”について書こうと決めていた執筆者の
頭の中だけで聞こえた声としか思えん。妄想だ。
レトリックのつもりだろうけど、これはひどい!
で、本当に大阪の人ごみで誰かが言ったのなら
それは「なんやったっけ」だったはずだ。
最近の天声人語には突っ込みどころが多い。
去年の5月、執筆者がカレーを作ろうと思って
買い物に出かけた話を書いていた。
野菜売り場でタマネギが1個298円もすることに
ビックリして急きょ献立をギョーザに替えた と。
このときも私は“ウソだろ”と突っ込んだ。
“タマネギたっぷり”のカレーを作ろうと考えた
高給取りの朝日の記者が300円を惜しんで
メニューを変えるわけはないよね。ハハハ。
これは“アレ”なのさ。
どっかで読者をなめてるんだ。違う?
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最終更新日 : 2023-09-18
Re: No Subject
Mさん、ご指摘多謝。[ 返信 ]▼ ▲